飲み歩き 2023年2月19日 埼玉県秩父市 「第10回秩父ウイスキー祭」 後編

ウイスキーあれこれ

コロナ禍によって、オンライン開催が続いた「秩父ウイスキー祭」ですが、2023年2月、実に3年ぶりに対面で開催されることになりましたので、参加したレポート(後編)をお届けします。
前編はこちらからご覧ください。

目次

  1. 第10回秩父ウイスキー祭のレポート(その2)
  2. 秩父ウイスキー祭限定ボトル
  3. 来年度開催にむけて

1.第10回秩父ウイスキー祭のレポート(その2)

前回ブログでは、出発してから、最初に訪問した会場「地場産センター」までのレポートをお届けしました。

レポートその2では、大テント会場~参集殿2Fまでの様子をご紹介します。
まずは、会場の案内を再掲します。

大テント会場は、地場産センターに隣接されており、秩父ウイスキー祭限定ボトルが試飲できることもあり、大変盛況な会場でした。

こちらの会場で人気(行列ができていた)だったのは、「秩父蒸留所」とAMAHAGANで有名な「長濱蒸留所」でしょうか。

AMAHAGANは、ちょこちょこ飲む機会があったものですから、ここでは、「RUDDER(後述します)」と「ペルノリカール」「小正嘉之助蒸留所」のブースにお邪魔しました。

キャンベルタウンといえば、スプリングバンクがあまりに有名(人気過ぎて手に入りませんけど)ですが、グレンスコシアも美味しいウイスキーです。

ペルノリカールブースのグレンスコシア

この時は、10年、15年、25年を試飲しました。

バーボン樽原酒が多い蒸留所なのでしょうか。フルーティさは弱め、少しオイリーで、キャラメル感が強く、好みが分かれそうな味です。私は好きでしたけど。興味がある方はぜひお試しください。

続いて試飲したのは、人気の「小正嘉之助蒸留所」

この時は、シングルモルトとNEWBORNを試飲しました。

ノンピートで、少し甘めながらピリッとスパイシーな風味。
いいですね。短熟なのでしょうが、樽の感じもよく出ているなと感じました。

小正嘉之助蒸留所は、鹿児島の有名な焼酎メーカーである小正醸造が運営している蒸留所です。
母体の小正醸造の芋焼酎、飲んだことありますか?
「さつま小鶴」が主力なのでしょうが、私は「蔵の師魂」推しです。バカ美味いですから、ぜひご賞味ください。おススメ。

大テント会場を後にして向かった先は、「秩父神社参集殿2F」
ここは、モエヘネシーディアジオ(MHD)を目当てに向かいました。

MHDは、アードベッグとグレンモーレンジを中心にラインナップされていましたが、管理人はアイラ好きなので、アードベッグにまっしぐら。

基本のTENにウーガダール、コリーブレッカンは無料試飲。
そして、昨年のコミッティボトルの「ARDCORE」と「HYPERNOVA」、「TRAIGH BHAN」は、1杯500円!!

ARDCOREは、コミッティリリースも一般品も飲んだことがありますが、HYPERNOVAの抽選は外れたので、この日が初めて。

オクトモアを上回る170PPMのフェノール値、強烈なケムリとピート。
でも、美味い!ほんと美味い!2回おかわりしましたww
抽選外れたのが本当に悔やまれる逸品です。
管理人のポリシーに反しますが、ヤフオクやメルカリで買おうと本気で思ってます。

TRAIGH BHANもARDCOREも美味しかったのですが、HYPERNOVAの印象が強烈で正直ぼやけてしまいましたね。

参集殿2Fは、MHDのほかにも、レミーコアントローのブースでは、ブルイックラディやオクトモアが試飲可能でした。

また、ソサエティのブースもあり、いつもお世話になっているKUdaのマスター(この時点でもうベロベロ)が酔った勢いで、CAOL ILAの超長熟もの(たしか30年だったような)をご馳走してくれました。

CAOL ILAと侮るなかれ。30年超え、めちゃ美味かった記憶(ベロベロでよく覚えていないww)

この後は、小腹が空いてきたということで、KUdaのマスターと常連さんと、秩父神社境内で、ホルモン焼きや煮込みなどをつまみに、イチローズモルトハイボールを飲んでウイスキー祭を後にしました。

2.秩父ウイスキー祭限定ボトル

秩父ウイスキー祭では、2種類の抽選があります。
ひとつは、チケットについている抽選券で、当日会場でガラガラを引くもの。
もう一つは、「RUDDER社(ウイスキーやスピリッツの輸入専門商社)」が手掛けるものです。

RUDDER社のHPはこちら

もちろん、ウイスキー祭参加者の大半が、当日会場で抽選するウイスキーが目当て(秩父蒸留所が手掛ける限定物)ですが、RUDDER社が手掛けるウイスキーもなかなかの品揃えです。

RUDDER社は、大テント会場にブースを出しており、そのブースでこれらの限定ボトルの試飲が可能となっていました。

管理人は、アードナムルッカンのシングルカスクとアイルオブアイラ2010(たしかボウモアだったかな)を申込みしましたが、あえなく撃沈。。。

RUDDER社は、前回も秩父ウイスキー祭で限定ボトルを発売しているようなので、次回は是非とも購入したいものです。

3.来年度開催に向けて

来年度開催に向けて思うことは、以下のとおりです。
秩父ウイスキー祭を楽しみたい方はぜひ参考にしてください。

①飲み急がない。ゆっくり味わう。
 レポートでご紹介したとおり、かなりのブースが出展されており、飲みきれないほどのウイスキーが
 陳列されています。人気の蒸留所は、かなり多めにウイスキーをご用意いただいているようです。
 品切れなどは見かけませんでしたので、目当てのブースにダッシュなど不要です。
 それぞれのウイスキーをゆっくり味わうゆとりをもって臨みましょう。ウイスキーは逃げません。

②美味しい食事も手配する。
 秩父は埼玉県でも有数の観光地です。また蕎麦の名所でもあります。
 美味しい蕎麦とウイスキー。合わないはずがないですよね。
 美味しい店は激混みなので、あらかじめ予約されることをおススメします。
 当日のノリでは美味しいお店は入れません。

③レトロな街並みも楽しむ。
 西武秩父から秩父駅までの道のりは、レトロな建物が軒を連ね、ノスタルジックな風景です。
 スキットルにお好みのウイスキーを入れて、ウイスキー祭のウォーミングがてらに散策するする
 のもおススメです。

いかがでしたか。
来年度の秩父ウイスキー祭に参加してみたいと思ってもらえると幸いです。
よいウイスキーライフを。 Sláinte!!

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