年の瀬、道行く人々が翌日からの新年の準備に勤しむ姿を横目に、西武池袋線秋津駅で下車し、いつもの店に向かいます(お店の紹介記事はこちらのページ)。
この日飲んだもの
- Bruichladdich ISLAY BARLEY2012
- Port Charlotte ISLAY BARLEY2013
- Paul Giraud 35YO Tres Rare
- LAGAVULIN 12YO Special Release 2019
いつもは、大晦日営業していないそうですが、マスターが実家に帰省せず開店するとのことで、いそいそと飲みに出かけました。
一杯目は、久しぶりにBruichladdich ISLAY BARLEY2013を(いつもどおり、マスターに、Laphroaig10YOをご馳走します)。
Bruichladdichはノンピートのなかで、かなり好きなウイスキーです。
モルトのうま味をガツンと感じることができ、微かなワインカスクも秀逸ですね。
また、ISLAY BARLEYは、テロワールの概念に基づき、アイラ島で収穫された大麦を使っているというこだわりも呑兵衛心をくすぐります。
管理人は、普段あまりタバコを吸いませんが、ウイスキーを飲んでいる時のタバコ美味いですね。
また、最近はシガーの勉強を始めたところです。
このブログでも少し触れるようにしたいところです。
この日は、MONTECRISTOのショートを持っていきました。
コロナの影響で、キューバのプレミアムシガーが手に入りづらくなっていますが、ショートやドライシガーは入手しやすいし、価格もお手頃だし、入門者におススメだと思います。
さて、二杯目は、Port Charlotte ISLAY BARLEY2013を。
こちらは、一杯目のBruichladdichとは打って変わって、ピートが効いたフェノール値40ppmの「へビリーピーテッド」です。
一杯目のBruichladdichと同じ蒸留所で作られたウイスキーなので、ピートは効きつつも、モルトのうま味を十分に感じることができる一杯です。
皆さん、ピーティーなウイスキーはお好きですか?
私も飲み始めの頃は、苦手でしたが、マスターの教育のおかげで、今やすっかりアイラ党ですww
三杯目は、モルトは一休みして、Paul Giraud 35YO Tres Rareを。
こちらのお店、アイラを中心としたウイスキーがメインですが、下の棚(高いお酒は下の棚で保存してる)には、プロプリエテール(栽培~蒸留~瓶詰まで自蒸留所で行う生産者)のシングルコニャックやボトラーズの20YO超ウイスキーなどもあります。
お財布に余裕があるときは、「下の棚のお酒飲ませてよ」といえば、マスターが嬉々としてボトルを並べてくれるでしょう。
さて、肝心の味ですが、「香りがヤバい!」という第一印象です(自分の語彙力がヤバいww)
飲み終えた後のグラスは片づけないでもらうくらい、何とも言えない高貴な香りです。
あの時、あの瞬間は、間違いなく秋津で一番いい酒を飲んでいた自身があると言えるくらい。
ぜひご賞味ください。
さて、2022年最後に飲むウイスキーは、私が一番大好きなものにしました。
LAGAVULIN 12YOです。
LAGAVULINは、ホワイトホースの原酒となっているアイラのシングルモルトですが、「アイラの巨人」と評され、非常に人気のある蒸留所です。
現在、オフィシャルでよく見かけるのは、8YO,10YO,16YOあたりでしょうか(16YOはそろそろ怪しくなってきましたね)。
12YOは、最近ディアジオのスペシャルリリースとして年に一度発売されていますね。
毎回、個性的なラベルデザインなので、LAGAVULINファンとしては、手に入れたいところですが、実は、オフィシャルのあのモダンでシンプルなラベルの方が好きだったりします(わかる人いるかな)。
フィルター処理をしない、カスク・ストレングスで度数は56度だったように思います。
非常に力強いピートにヨードも重なり、これぞアイラのシングルモルトと感じる一杯。
来年は、LAGAVULINからも限定品を個人輸入しようと思っているので、お楽しみに。
(ちなみに、蒸留所は直販してないので、ディアジオが運営するサイトからですが。。。)
この日のお会計
この日は、上記の4杯に加え、マスターにラフ10をごちそうして、11,900円でした。
年内最終日ですから、あえて良いものを頂きました。
大晦日でしたが、この日は珍しく若者二人(M君とK君)とマスターを囲み、くだらない話と心地よい音楽で約2時間、のんびりしてきました。
以上、2022年12月31日の飲み歩き記録でした。
よいウイスキーライフを。 Sláinte!!
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